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現在僕らはビルから少し離れた建物の中にいる。硝酸と硫酸を混ぜて作った不完全ニトログリセリン爆弾を使用する。
「不完全ニトログリセリンの爆発は一瞬のもので、警備員がそちらに気づかなければ無駄だ。まず警備員の近くのガラスをエアガンで打ちまくれ。警備員が気づいたらライターを撃て。その間に侵入する。爆発が起きたらすぐにこちらを撃ってくるだろうから逃げる用意もするぞ。ガラスには僕も撃つ。」
「OK相棒!」
親友はエアガンの扱いにかなり慣れている。本人も自慢のエアガンを持ってきたらしい。
「強化ガラスだと思うがどうだろう?」
親友がまたもや鋭い指摘をするが、
「強化ガラスでも気づけばいいんだよ。」
「OK。」
筆箱からペンをとるような音がした後、親友はにやけた。
「発射用意。発射!」
太い木の棒を折るときの音がして、ガラスにひびが入った。
僕も急いで撃った。親友曰く一番連続で撃てる銃らしい。
キーボードを押すような音だ。
警備員が気づく、無線で連絡を取った。しばらくすれば西門の警備員も来るだろう。
親友が銃を持ち替えた。
「耳塞いで、走る用意しとけ。」
とても大きな銃声に驚いた、といってられないうちに爆発が起きた。耳が痛くなったが走った。
後ろを向くと、僕らのいた建物に次々と穴が開いていく。
西門から入ることができた。

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「こ・・・ここか…」
2時間後、僕らは35階建てのビルを目の前にしていた。
「入るか…」
親友が歩いていこうとしたが、僕はそれを止めた。
「待って、警備の人を見て。警備員にしては重装備だぞ。」
そう、彼らの腰には拳銃があった。日本国内では有り得ないのに。
「間違いないということか…侵入するぞ。」
親友の言うとおりに僕も動こうとしていた。
裏にまわるまでの間に運良くビルの地図を拾ってしまった。
ビルの地上入り口は4つある。
正門(警備員4名)、裏門(警備員2名)、東門、西門だ。
東門と西門だと、西門のほうが階段に近く、エレベータに遠い。
僕らは西門から侵入する為、第1の爆弾を仕掛けた。

<第2章>ワイルド社
「ところで、ワイルド社はどこにあるんだ?」
親友の鋭い質問に僕は答えられなかった。
「・・・名刺に住所は載ってるんだけど・・・」
「見せてみ。」
東京都新宿区2.4丁目5番地ワイルデンビル地下3階とかいてあった。
「…ワイルデンビルってこの間建った高層ビルのことか?」
確かに、ワイルデンビルは新宿2丁目にある。45番地だ。
2丁目は今100番地まであるはずだから、問題ないのだが・・・
「そんなところにテロ組織の基地があるとは思えないのだが…」
確かにそうだ。現在、日本には軍隊もない。テロ被害も今年になって一度も起きていない。
「日本国内は条件がいいが…」
「行ってみるか?」
僕はうなずいて、武器(?)を持って家を出た。

「こ・・・ここか…」
2時間後、僕らは35階建てのビルを目の前にしていた。
「入るか…」
親友が歩いていこうとしたが、僕はそれを止めた。
「待って、警備の人を見て。警備員にしては重装備だぞ。」
そう、彼らの腰には拳銃があった。日本国内では有り得ないのに。
「間違いないということか…侵入するぞ。」
親友の言うとおりに僕も動こうとしていた。
裏にまわるまでの間に運良くビルの地図を拾ってしまった。
ビルの地上入り口は4つある。
正門(警備員4名)、裏門(警備員2名)、東門、西門だ。
東門と西門だと、西門のほうが階段に近く、エレベータに遠い。
僕らは西門から侵入する為、第1の爆弾を仕掛けた。
祖父の部屋が一番何かありそうだ。
コレだけの起爆剤があるのだから・・・あった。さすが祖父。
自動発火装置とろうそく。コレぐらいか・・・

持ち物(数量の書いてないものは1)
カッターナイフ、ライター、マッチ(20本)、ガスボンベ、エアガン(25m100発入り)、軍手、携帯食料(3週間分)、水(4リットル)、懐中電灯、塩酸(1㍑)、硝酸(1㍑)、硫酸(1㍑)、水酸化ナトリウム(1㍑)、ヒ素(1㍑)、水素(1㍑)、石油(2㍑)、自動発火装置、ろうそく(20本)。
結構重い。しかし、コレは世界平和のためだ・・・。
そのとき、インターホンが鳴った。
玄関へ行くと、小学校からの親友が外にいた。
「何処行くんだよ?一人旅か?秘密はなしって言っただろ」
こいつはどうも苦手だ。いい奴だし、決して頭が悪いでもない…
仕方なく、秘密を話してしまった。全部
「・・・んじゃ俺も行くよ。荷物重いだろうし。」
わけのわからぬまま、次の日になってしまい、これから二人で世界のテロ組織と立ち向かうことになったのは言うまでも無い。
1章~完~

次の日
高校での出席日数は足りている。
夏休みを入れると50日間休める。それだけあれば十分だ。
僕は朝、欠席届けを出してきたし、今日1日、爆弾知識を勉強すれば・・・
そう、僕はワイルド社に潜入し、組織名を見つけてみせる。
念のため、願い箱は家においていくことにした。確かに、わかった瞬間に入力するのも手だが、あちらで壊れしてしまうのも不味い。
問題は武器だ。
あちらは国際テロ組織。もしも、手ぶらで行けば死ぬのは目に見えている。
家にあるものを探した。
使えそうなもの
カッター、ライター、マッチ、ガスボンベ、エアガン(25m100発入り)、軍手、乾パン、水、懐中電灯、

他に無いだろうか、ガスボンベ一本では話にならない。
家の物置をみてみた。
そこであるものを見つけた。塩酸、硝酸、硫酸、水酸化ナトリウム、ヒ素、水素、の入ったビンどれも1リットルもある。
祖父が科学者だったからだろう。もって行くことにした。
他には何か無いか、押入れも見た。暖房用の石油。危なっかしい家だなと思ったがペットボトルに移し変えて持っていった。



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